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消費税増税法案を巡るマスコミの報道について


小林興起フォローする2012年06

政権党の命運をかけた総理大臣不信任案に賛成するならば、党を出なければならないし、党を除名されても納得するだろう。

しかし、1つの法案に時の総理が政治生命を懸けようが、懸けまいが中身がよければ賛成し、中身が悪ければ反対する。

総理大臣のために国会議員が存在するのではなく、国家国民のために代議士は存在するのだから、当然、国民の側に立って自分の主張を述べ、考えを整理していくことになる。

したがって、今の時期に消費税を上げても増収にならないばかりか、一層、景気を悪くし、財政赤字は拡大することになる消費税増税法案に私は、己の見識を以て反対した。この法案を政治生命をかけて通そうとする総理大臣には見識がないとも言える。見識のない総理大臣に従わないと除名されるということがおかしいのである。総理は、反対が多ければ、いかに間違ったことに政治生命を懸けようとしていたのかということを反省するのが筋である。

しかし、マスコミは全くそういうことに触れずに、早く処分することが政治決断だというような漫画チックなあおりを繰り返しているだけだ。

マスコミにも内閣不信任案と、どんなに重要な法案でも一法案とでは性質が違うということを理解してもらいたい。