つぶやき 生薬酒

16日の出張先は福山市鞆の浦。ある意味有名な土地です。
一番驚いたのは、生薬酒が名産とのこと。なぜこんなところに、養命酒、 陶陶酒と同様の有名な生薬酒があるのか不思議でした。
先日富山の反魂丹を紹介して本日は生薬の親戚を紹介することになるとは。、不思議なご縁でございます。

保命酒の起源
保命酒は、1659年(萬治二年)に大阪の 生國魂(イクタマ)神社の傍らから、鞆の津に移り住んできた、中村氏によって、初めて醸造したものとされています。

その後、延宝元年に幕府が酒造株の制度を設けて以来、その醸造権が永い間中村家の独占となっていました。

また畳の備後表と共に、禁裏品に指定され、幕府への献上品、諸大名間の贈答用に用いられ、名声を博していました。

中村家は明治33年廃業し、現在の四業者は明治以降に操業、四社共それぞれの味で、味めぐりをお楽しみください。

保命酒エピソード
安政元年三月、横浜で日米和親条約が締結された際、時の老中備後福山藩主阿部正弘公により宴に用いられ、「大変立派なリキュールで感心した」とアメリカ海軍提督ペリーの記録に残っています。

御土産で一本購入してきました。効用はあると思います。マスマス元気になりたいとおもいます。

不思議なご縁です。富山の薬と福山に薬があったとは。

5201 ありがとう ございます。