つぶやき 涙がでました

鈴木様(被害者の家族へ)
長い間お詫びも申し上げず過ごしてまいりました。申し訳ありません。本日処刑を受けることになり、ここに深く罪をお詫びいたします。最期まで、犯した罪を悔いておりました。亡き奥様にご報告してください。わたしは詫びても詫びても足りず、ひたすら悔いを深めるのみでございます。死によっていくらかでもお心の癒されますことをお願い申し上げます。申し訳ないことでありました。ここに記しお詫びのことに代えます。
皆様のご幸福をお祈りいたします。

生薬の鞆の浦でのもつと衝撃的な出来事。16日の会議の後懇親会が終わり17日の朝。前日はあいにくの雨で名所の土地を余り見ておりませんでた。年のせいもあり5時すぎに目が覚め、土地を散策。とにかく神社仏閣が待ちのわりに多かった。

ふと立ち寄った寺院で小冊子を手に入れて着ました。10種類くらいのなかから何の気なしに択んで、帰りの新幹線の中で目に入れました。

はずかしながら、涙しながら読みました。

いのち尊し 幼きころより良い導きを
盛永宗興 臨済宗妙心寺派大珠院住職 花園大学学長
なんと 富山県魚津市のお生まれの方。

保育従事者研修大会での講演を出版されたもの。わずか50ページの本当の小冊子。

島秋人・本名中村覚という方の生き様紹介され、幼稚園児の指導を諭されたおはなしです。ある意味、冊子は世の中に多くは出回っていないのかも知れません。

秋人 つまり囚人 死刑囚の方でした。この冊子を読んで私の人生観も少し変わりました。

お釈迦様やキリストの偉大な人々は、科学的分析によってではなく、直感の世界で、点から与えられた生命、仏性を本来備えているという表現でいうて居るのだと、自然科学がようやくおいついてきたというのが実感であると。

基礎生物学研究所岡田節人博士の言葉を紹介されています。
細胞の死を人間の死と言う風には絶対にいえません。
細胞と細胞の話し合いが途絶えた時、それを死ということが出来るでしょう。

島秋人

幼きころより この人々に 

正しき導きと 神の御恵みがありますように


仏様と、生物博士が同じことを言っておられるのか
生物博士が追認されているのか分かりません。

繰り返しますが、
不思議なご縁でございます。