つぶやき 般若心経

般若心経から


照見五蘊皆空
照見とは真実の相が見えること。仏の悟り。
五蘊の蘊とは、よせあって集まってできている意で、構成要素ということ。
五は色・受・想・行・識
 色は色身の事で、肉体を意味する。
 受は、感受していく心の働き。 
 想は、何度も思い返してはとらわれる想念のこと。
 行は、思った事を、分別して心の中に業をつくりだしていくこと。
 識は、分別した事の是非、善悪を認識する働き。
 受・想・行・識の4つでこころの全体をあらわす。合わせて色心といい、
五蘊とは、
 心と身体すべてを意味している。
皆空とは、
心も身体も皆空ということ。あるものでもなく、ないもので゛もない
とらわれるなということ。
 あらゆるものをありのままに見る、とらわれないもののみかた、考え方ができるようになる。
 何事ごとにも動ぜず、甘んじて受ける生き方、さわやかな人生です。

布施とは、自ら持てるものを、他の人に施すこと。財物に限らず、
笑顔ややさしい言葉で相手の心を和ませる事は立派な布施です。

施す事を喜捨ともいう。
喜んで捨てきれる人は、
新たなる力を生じ、心に自由を生じ、大きい人生が生じる。

つぶやき
捨てきれない まして喜んでなんて、まだ若い いや 若すぎるのは 恥ずかしい限りである。

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