つぶやき 変わり切れない日本

新聞で次の総理支持率1番の方が こんな風に書かれているとは
ご本人も承知でしょうが、
誰が、誰を応援しているのでしょうか



ここに来て前原誠司前外相が急遽民主党代表選に出馬するとの大手マスコミ報道が過熱しています。

「反小沢」「新自由主義」信奉の民主党執行部(民主党Bグループ)は、枝野官房長官が握る年22億円の官房機密費を大手マスコミにばらまき、世論調査の名目で

「前原前外相首相候補No1」をでっち上げて必死に「前原人気」を煽って世論操作を行っています。

大手マスコミが前原前外相をあたかも代表選の最有力候補者であり次期首相にすでに決まったかのような報道を繰り返しているのは全く異常なことです。

前原前外相が急遽出馬を決めたのは、民主党Bグループの本命であった野田蔵相の人気が余りにも低く、このままいけば代表選出は不可能だとの結論を出したからと思われます。

前原前外相の考えでは、今回の代表選には出馬せず来年9月予定の民主党代表選で勝負をかける戦略であったのが野田蔵相の不人気で出馬せざるを得なくなったのが真相でしょう。

▼ 小沢一郎氏を今すぐ首相にしなければ日本はもはや持たない!

前原前外相は「政治資金規正法」で禁止されている外国人から政治献金をもらっていた件で、事実を認めたうえで自民党提出の問責決議可決を受けて今年3月6日に外務大臣を辞任したばかりです。

東京地検特捜部は市民団体からの告発を受けて「政治資金規正法」違反容疑で捜査を開始したとの報道もあります。

刑事事件で起訴されるかもしれない前原前外相が敢えて危険を承知で代表選に出ざるを得ないということは、民主党Bグループがいかに追い詰められているかを証明しています。

前原前外相が直面する危機とは、万一前原前外相が首相となったとしても首相就任の翌日から「外国人献金問題」で野党から猛烈な批判と攻撃を受けて今度は「問責決議」どころではない

「内閣不信任案」を突きつけられ立ち往生し、結局は首相を辞めざるを得ないというリスクです。

そして東京地検特捜部が「政治資金規正法違反」容疑で起訴した場合、前原前外相は「事実を認めた」刑事被告人となるのです。

このようなリスクを抱えたまま前原前外相が今回の代表選に出馬すれば、彼は「最有力候補」どころか「泡沫候補」でしかないのです。

前原前外相を「最有力候補者」として持ち上げるのは大手マスコミしかいなくなるでしょう。

前原前外相が今回の代表選に出馬すれば、彼の政治生命はこれで終わると私は思います。

それにしても「本命」がいなくて「泡沫候補」しかいない民主党代表選にうつつを抜かしている暇は今の日本にはないのです。

小沢一郎氏が今すぐ首相となり国難に立ち向かわなければ、日本はもはや持たないと私は思います。

(終わり)