つぶやき 体を温める

「体を温めて健康になろう」という本が大ブーム。
免疫力アップにダイエット効果など
いろんな情報が飛び交っています。

果たして、体を温めることで
どんな健康効果が得られるのでしょうか?

カギを握るのは、温めると体の中で増える
熱ショックたんぱく質という物質でした。

聞き慣れない名前ですが、細胞を修理して
強化してくれる魔法の物質なんです。

トマトやキャベツに老化防止効果を及ぼし、
卵白をゆでても固まらないようにするなど
不思議な現象を起こします。

さらに、人間の体の中では免疫力に深く関係。
今、研究者の間でも注目の物質なんです。

果たして、暮らしの中で熱ショックたんぱく質
パワーを得ることは出来るのでしょうか?

“温め健康法”の真実を徹底追求しました!

運動でも“温め効果”ゲット可能!
運動にはもう1つメリットがあります。
それは熱ショックたんぱく質の増加。

実は熱ショックたんぱく質は熱以外にも
運動や精神的ストレスなど
さまざまなストレスにより増えるんです。

ある研究によると、テストをひかえた大学生が
テストが近づくにつれて熱ショックたんぱく質
増えて、テスト当日にピークになったそうです。

熱だけでなく、さまざまなストレスで
傷ついてしまう細胞を守るために
熱ショックたんぱく質は増えるんです。

今回の実験では、1日30分のジョギングを
2週間続けたところ
熱ショックたんぱく質が10%増加。

無理に温めなくても
運動でも“温め効果”は得られます。

自分にあった無理のない方法を選んで
健康情報を楽しんでください。