つぶやき タブー3段 小沢

今日(28日)にニコニコ生放送に、小沢氏が主役として出るというので見てみてみたが、一見さんでは見られず、登録してあるのを思い出して、それで入場してやっと見ることが出来た。それほど、人気があるということだ。

小沢氏の記者会見で、興味があり、気になっていた質問、回答について、述べてみたい。

その第一は、小沢氏は「新党」を作らないのか?と、もっとも気になっていたポイントであった。
小沢氏は、今の民主党では、国民との約束を反故にして、今選挙があればほとんど落選するだろうと述べた。

そうだ!と思い、新党を作るとでも言うと思ったら、「国民が国会の過半数の議員を選んでくれるのなら、新党を考えない訳ではないが、今の民主党で頑張るしかない」という意見を述べた。これには、いささか失望した。

私が会議場にいたのなら、先の質問に続いて、以下の質問をしただろう。
「小沢さんは、新党で過半数を取らせてもらえれば新党も考えない訳ではないと言ったが、今の民主党では確実に過半数は取れないと、ご自身が言ったのではないか?」と。この問いの回答はないが、小沢氏のロジックは、総選挙までに、菅首相の次の首相に適任者を選べば、民主党過半数を取れると言っている。それが誰かは言わないが、野党にも信頼が厚く、信念を持って、民主党の原点のマニュフェストを守っていけば、過半数を取れると考えている。今の民主党を見回して、これに該当する議員は小沢氏以外にはいない。結局、自分が民主党の代表になると言っていたように感じる。

小沢氏は、以下のように菅首相は、3条件が揃っても辞めないと述べている。

首相は退陣3条件そろっても辞めない…小沢氏
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110727-OYT1T01123.htm

 民主党小沢一郎元代表は27日夜、東京・赤坂の居酒屋で、自らに近い当選1回の衆院議員約10人と懇談した。出席者によると、元代表は「党執行部の希望的観測に基づいた動きを勘案すると、菅首相は(特例公債法案など退陣条件とした)3案件の成否にかかわらず、辞めずに続投するだろう」との見方を示した。そのうえで、「お盆までに動きがなければ、民主党議員一人一人が考えて決断しなければならない時がやってくる」と語ったという。(2011年7月27日22時57分 読売新聞)

 今は、現執行部が菅首相を辞めさせると言うから、その動きを静観している。誰が次期代表としてふさわしいのか、との問いに小沢氏は、「菅氏以外なら誰もいいのではないか」と茶化したが、首相がこのまま居座れば、8月末までに何らかの結末が待っている。


つぶやき

マスゴミでは今の本当の情勢は分かりません。

菅総理 

鳩山 海江田

小沢 意中の方は

菅総理 6奉行

今の政治は完全に小澤さんでが中心です。

決して自民党でも、菅総理でもありません。

良い方向に変わっていただきたいものです。


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政経徒然草
政治・経済のニュースに対する感想を徒然なるままブログに書いています。2011年7月29日金曜日
まともな政治家なら小沢一郎を支持する。・・・小沢一郎の言葉には安心感がある。
やはり、小沢一郎は凄い。
昨日の記者会見を聞いていて改めてそう感じた。他の政治家とは物が違う。

何が凄いといえば、当たり前のことを当たり前にわかりやすく話せるからだ。
「なんだそんなことか。」といわれればそれまでだが、実はこれは凄いことなのだ。
もう一点の凄さは小沢一郎の発言には「私心」が感じられないことだ。
マスコミなどの報道では、「小沢一郎の保身の為 」という意味を含んだ「枕言葉」がよく用いられるが、少なくとも「生小沢」の口から、「自己保身」を感じさせる言葉を今まで聞いたことがない。

政局の読みも鋭い。
私と同様に「菅さんは辞めない。」と読んでいるようだ。
いつ聞いても、安心して聞いていられる。ぶれることがない。
「なぜ小沢一郎を支持する議員が多のか」の答えがこんなところにあるのかもしれない。
対極的なのが今の菅首相である。
発言がぶれる。ころころ変わる。
菅首相を支持した議員達は安心して発言を聞いていられないことだろう。
有権者に対する説明に追われることになる。

菅首相の辞任がハッキリしていないにも関わらず、次期代表選に何人かの議員が声を上げ始めた。
まだ、これからも何人かが声を上げるだろう。
彼らに共通する課題は、いかに小沢グループの支持を得るかにある。(厳密には小沢さんの支持を得られるかではあるが・・・。)
いくらマスコミが何を言おうが、代表選の鍵を握っているのは小沢さんだ。
小沢さんは早くから小沢グループの内部固めに入っていた。鳩山グループも親小沢の松野議員や川内議員が幹部になり、内部固めに入っている。

ここら辺の政局の読みが小沢さんは他のグループの代表とは違う。
確実に読める数を固めるという、当たり前のことを地道に積み上げている。
ここでも、当たり前のことを当たり前にやっている。
再度いうが、当たり前のことを当たり前に地道に進めるところに小沢さんの凄さがある。
確実に読める数を抑えているということは、代表選に出馬する議員にしてみれば、確実に表読みができるということである。
小沢さんと鳩山さんのグループでほぼ150票、小沢さんの支持する議員に投票する議員グループなどの数を足せば、ほぼ過半数はおさえているのではないか。

慌てているのは、前原氏や野田氏、仙石氏である。
今回、党の主導権を小沢さんに奪われれば、首相の座につける可能性が大きく低下する。
岡田氏や玄葉氏らも同様である。

彼らは、自分達の進む道が靄に包まれ、どうしたらいいのかわからない状況に陥りかけている。
自分達の実力不足を露呈してしまった今、党内で主導権を握れる可能性は、ほぼなくなったと見た方が間違いないだろう。
この低い内閣支持率や党の支持率では自民党との連立は「夢」でしかない。