つぶやき 疑問に思っている事

木はなぜ長生きできるのですか。
屋久島の縄文スギの年齢は2,200年以上だといわれています。
どうしてこんなに長生きできるのでしょうね。

•樹木の枝や根の先端の部分には、先へ伸びるために分裂する細胞の集まりがあります。また、幹や枝、根の外側の円周に近い部分には、太るために分裂を繰り返す細胞の層があります。外へ外へと細胞が積み重ねられて太っていきます。先へ伸びる成長と太る成長が同時に起こって木が大きくなります。これらの細胞は、条件が良ければ、限りなく分裂を続けることができるそうです。

•作られた細胞は葉や木材などになっていき、そのうち老化して死んでいきます。木の中心部にある細胞は活動してはいません。木材の細胞は死んでもすぐに腐ってしまうわけではなく、硬くなって大きな木を支える役割をします。外側の樹皮も死んだ細胞です。活動を終えた細胞が木を支え、長く分裂を続けられる一部の細胞を支えているというのが木の姿です。

人間等どうして寿命があるのか