つぶやき 運動が命を縮める

ジョギングは健康作りにあらずして生命の終わりに走りこむなり。動物は動き、植物は動かない。これこそ決定的な違いである。動物と植物は、もとは一つのものが二つに分かれたのは誤りない。

腸の絨毛は、動物と植物の違いでありながら、名前が同じ、字が同じ、どちらも栄養分を吸収する役割を持っている。

  ヘモグロビンと葉緑素は、どちらもピロール基四つを持っており、その中心に鉄があればヘモグロビン、マグネシウムがあれば葉緑素である。これは、もとは一つのものであった証拠と考えられる。

  それにもかかわらず、動く生物と動かぬ生物に分かれたのである。もと同根でありながら、動物は動くために老廃物を発生させ、植物は動かないので老廃物を発生しない。これが、寿命の大幅な違いとなってしまった。

  植物は千年以上の寿命を持ち、動物は百年以下である。“動く”と“動かない”老廃物が“ある”と“ない”では、これほどの差がついているのである。

  植物は老廃物処理の必要がないために、そのエネルギーを"生長に使うことができる。樹齢何干年といわれている縄文杉は、春になると新芽をふく。動物は老廃物処理に大きなエネルギーを使うために、処理できる範囲内で成長が止まってしまう。

まだ 答えではないですね